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ゲームプログラマーを目指すなら大学・学科はどこ?就職先の業務や年収

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ゲームプログラマーを目指すなら大学・学科はどこ?就職先の業務や年収

ゲームプログラマーを目指すなら大学・学科はどこ?就職先の業務や年収

投稿日:

2024.01.01

はじめに

ゲームというエンターテインメント産業は、もはや一部のマニアだけのものではありません。家庭用ゲーム、スマートフォンアプリ、VR・ARといった多様な領域で世界中のユーザーを魅了する一大市場となっています。その中心にいるのが、ゲームの世界観やキャラクターを「動かす」仕組みを構築するゲームプログラマーです。

ゲームプログラマーには、高度なプログラミング技術はもちろん、グラフィックス、AI、ネットワーク処理など多様な領域への理解が求められます。そして何より、ユーザー体験を重視するクリエイティブな感性と、バグ修正や仕様変更に柔軟に対応する粘り強さも欠かせません。

本記事では、ゲームプログラマーを目指す上で知っておくべき大学・学科の情報、必要なスキル、就職先の業務内容や年収の実態までを総合的に解説します。これからキャリアを選ぶ方や進学を検討している方にとって、将来像を描く一助となるはずです。

ゲームプログラマーとは

仕事内容と役割

ゲームプログラマーは、企画やシナリオをもとに、ゲーム内の動き・演出・操作性をプログラムとして具体化する職種です。キャラクターの動き、カメラアングル、アイテム取得、エフェクト表示、セーブ機能など、プレイヤーのあらゆるアクションに対して裏側で動く「ロジック」を作り込むのが主な仕事です。

また、描画処理、サウンド制御、ネットワーク同期など、専門性の高い分野も担当範囲に含まれることが多く、プロジェクトによっては複数のプログラマーが機能別にチームを組んで開発を進めます。

開発工程ではデザイナーやプランナーと連携し、UIや演出などを実際に形にしていく場面も多く、技術力だけでなくチーム内での調整力も重要な資質となります。

ゲームプログラマーになるには

必要となるステップ

ゲームプログラマーになるための王道ルートは、情報工学やゲーム系の学科で基礎を学び、在学中のプロジェクトやインターンシップで実践経験を積むことです。近年では、高校生のうちからゲーム制作を始め、大学ではその技術をより深めて就職につなげる学生も増えています。

企業の新卒採用では、ポートフォリオとして自作ゲームの提出が求められることも多く、学業と並行して個人制作やチーム開発の経験を積んでおくことが有利に働きます。

また、UnityやUnreal Engineなどのゲームエンジンを扱えること、C++やC#といった業界標準の言語に習熟していることも重要な評価軸になります。

ゲームプログラマーを目指せる大学と学科

大学や学部選びは、ゲーム開発の基礎となる「情報工学」や「メディア表現」「デジタルゲーム」などの専門領域が体系的に学べるかがポイントです。以下に、特に注目度の高い大学・学部の特色をご紹介します。

東京工科大学 メディア学部

CGやサウンド、UX設計など幅広いメディア技術を実践的に学べるカリキュラムが特徴。産学連携やPBL(課題解決型学習)も活発で、ゲーム制作の実践力を養う環境が整っています。

筑波大学 情報学群 情報メディア創成学類

理論と応用のバランスが取れたカリキュラムで、HCI(人間とコンピュータのインタラクション)やメディア表現など、ゲーム制作に直結する研究も可能。国立大ならではの研究施設も魅力です。

東京電機大学 未来科学部 情報メディア学科

プログラミング教育に力を入れており、ゲーム制作演習もカリキュラムに組み込まれています。学内外のコンテスト参加やチーム制作を通じて実践力を鍛えられます。

日本工業大学 基幹工学部 情報工学科

ゲーム制作に必要なアルゴリズムや数理的な思考を学べる環境が整っており、実践重視の演習科目も豊富。卒業研究ではゲームAIやVRに関するテーマも選択可能です。

慶應義塾大学 理工学部 情報工学科

最先端のAI・ロボティクス研究とも接点があり、応用力を高めたい学生に適しています。学生の自主研究・プロジェクト活動も活発で、幅広い分野に応用可能な技術が身につきます。

法政大学 情報科学部 ディジタルメディア学科

CG制作、サウンド、ネットワークなど、メディア系科目が充実しており、幅広いゲームジャンルに対応できる基礎体力が養えます。演習環境も整っており、作品制作に集中できる環境です。

千葉工業大学 情報科学部 情報ネットワーク学科

ネットワーク技術に強く、マルチプレイヤーゲームやサーバー構築に必要な知識も学べます。ロボットやIoTとの連携研究もあり、次世代技術に触れるチャンスが多い大学です。

ゲームプログラマーに必要なスキル


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プログラミングスキル

ゲーム制作で最も基本となるスキル。C++は高負荷処理に強く、C#はUnity開発で活躍します。関数やクラスの設計、ポインタ管理といった中級以上の技術も不可欠です。

ゲームエンジンの操作

UnityやUnreal Engineの操作スキルは、就職時の重要な評価軸。シーン設計やプレハブの管理、シェーダーやマテリアル設定など、エンジン特有の機能にも慣れておく必要があります。

ネットワーク技術

オンライン対戦やマルチプレイでは、ネットワーク通信処理(サーバークライアントモデル、同期処理など)の理解が必要。TCP/UDPや非同期通信の知識が役立ちます。

数学と物理の知識

3D空間でのキャラクターの挙動や物理演算には、行列計算・ベクトル処理・座標変換などの数学力が求められます。シューティングの弾道やカメラ制御などに活用されます。

チーム開発スキル

Gitなどのバージョン管理ツールを使いこなし、他職種とのコミュニケーションを円滑に行えることが、実務では非常に重要です。仕様書の読み解きや議論の言語化能力も求められます。

問題解決力と探究心

ゲーム開発では、思い通りに動かないことが日常です。試行錯誤と継続的な学習、そして最新技術への好奇心が、スキルアップの原動力になります。

ゲームプログラマーに向いている人

  • ゲームが好きでトレンドに敏感な人

  • 粘り強く課題に取り組める人

  • 論理と表現のバランスを取れる人

ゲームプログラマーの年収や就職先

ゲームプログラマーの年収は経験や企業規模によって大きく異なりますが、新卒では300万円前後、経験を積んだ中堅以上では600〜800万円が一般的です。

大手ゲームメーカーや外資系企業では、年収1000万円を超えるケースもあります。

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就職先としては以下のような企業が挙げられます:

  • 家庭用ゲームソフトメーカー(例:任天堂、カプコン、スクウェア・エニックス)

  • モバイルアプリ開発会社(例:コロプラ、gumi、ミクシィ)

  • オンラインゲーム運営会社(例:Cygames、KLab)

  • VR・メタバース関連企業

  • ゲーム開発受託企業、ソフトウェアハウス

まとめ

ゲームプログラマーは、創造性と技術力を兼ね備えたエンジニアリングのプロフェッショナルです。大学での学びを通じて基礎力を固めつつ、自主制作やインターンを活用して実務感覚を身につけることで、就職市場での競争力を高められます。

ゲームプログラマーとしての道を歩むなら、最前線で活躍するクリエイターたちと出会い、共に成長していくことが重要です。未来の自分に投資する意味でも、JOOiという選択肢を、ぜひ視野に入れてみてください。

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