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投稿日:
2024.01.01
UI・UXデザイナーとは?
UI・UXデザイナーの仕事内容
UI・UXデザイナーは、Webサービスやアプリケーションにおける「使いやすさ」「快適さ」「分かりやすさ」などの体験を設計する専門職です。
UI(User Interface)は画面やボタンなどユーザーが触れる「見た目と操作性」に関わるデザイン領域で、主にFigmaやAdobe XDを用いて、ボタンの配置・カラーリング・タイポグラフィなどを設計します。一方、UX(User Experience)は、サービス利用を通じて得られる「体験全体」を設計する領域。ユーザーの行動分析から導線の最適化、ユーザーインタビューやジャーニーマップの作成、プロトタイプによる仮説検証などを行います。
プロダクト開発における初期フェーズから関わるケースも多く、UI・UXデザイナーは今や「表層の見た目を整えるだけ」ではなく、「事業目標を体験設計で実現するキーパーソン」として重視される存在になっています。
UI・UXデザイナーの将来性
デジタルサービスの拡大により、UI・UXデザイナーの需要は右肩上がりに増加しています。SaaS、D2C、教育、医療、行政など、従来デジタル化が進んでいなかった業界でも、ユーザーにストレスのない体験を提供する重要性が認識され、UX人材の需要が高まっています。
また、生成AIや自然言語UIの進化により「複雑な技術を、いかに人にとって自然な体験へ変換できるか」がより重視される今、UI/UXの専門性はさらに高まると考えられます。
フリーランスUI/UXデザイナーの年収は?
フリーランスUI/UXデザインの案件単価
JOOiで取り扱っているフリーランス案件を基にした相場感は以下のとおりです。
初級(実務1〜2年):時給2,000〜3,000円(週3稼働:約30〜40万円/月)
中級(実務3〜5年):時給4,000〜6,000円(週4稼働:約60〜90万円/月)
上級(実務5年以上):時給7,000〜10,000円(週4〜5稼働:100〜160万円/月)
特に、UXリサーチや数値分析を含めた設計・改善提案ができる人材や、Figmaでのデザインシステム構築経験を持つUIデザイナーは、月120万円以上の高単価で契約されることもあります。
UI/UXデザインの案件数推移や平均単価
UI/UX系案件の数は、ここ数年で急増傾向にあります。IT系スタートアップはもちろん、非IT企業のDX支援や業務プロセス改善などにもUI/UXの知見が求められるようになりました。
また、JOOiのような審査制エージェントでは、一定以上のスキルを持つフリーランスデザイナーに対して、企業があらかじめ高単価を用意しているケースも多く、平均単価も上昇傾向にあります。
UIのみ対応:月60〜90万円(週3〜4日稼働)
UI+UX:月90〜120万円(週4〜5日稼働)
UX戦略+PM支援まで:月120〜150万円超
フリーランスUI/UXデザイナーの働き方
フリーランスのUI/UXデザイナーは、以下のような働き方スタイルがあります。
専属稼働型:週5フルコミットで1社のプロダクトに深く関与(月単価120万円〜)
並行稼働型:週2〜3日で複数案件を掛け持ち(総収入80〜100万円も可)
スポット型:UXレビューやLP改善提案など成果物単位での関与
また、すべてリモートで完結できる案件が大半のため、働く場所の制約もありません。JOOiでは、デザイナーの得意分野や希望稼働条件に応じて、マッチ度の高い案件を個別に紹介しています。
JOOiでのUI/UXデザイナーの案件例
UI/UXデザイナーの案件例①
内容:SaaSプロダクトの管理画面UI再設計(Figma使用)
稼働条件:週4日・月額100万円/リモート
担当範囲:情報設計/UIモダン化/コンポーネント管理
企業ニーズ:UIが古くユーザー離脱が多発しており、Figmaによる設計主導と運用整理をリードできる即戦力が求められた。
UI/UXデザイナーの案件例②
内容:D2CブランドECサイトのUX改善(CVR向上)
稼働条件:週3日・月額80万円/リモート
担当範囲:数値分析/ユーザー課題抽出/LP構成改善
企業ニーズ:マーケターと連携しながら、改善仮説を言語化・デザインできるUX視点のあるUIデザイナーを募集。
優秀なUI・UXデザイナーに求められるスキル

分析能力
高単価で評価されるUI/UXデザイナーには、課題の本質を見抜く力が求められます。具体的には、Google Analytics 4、Hotjar、Mixpanelなどのツールを活用し、「どこで離脱しているのか」「なぜコンバージョンに至らないのか」といった仮説を立て、データに基づいた改善提案ができることです。
単なるアクセス数ではなく、セッションの動き、スクロール率、クリックマップといった定性・定量の両視点から体験を捉えるスキルが、企業にとって大きな価値となります。
デザインツールの使用スキル
Figma、Adobe XD、Sketchなどのモダンなデザインツールを使いこなすスキルは、もはや必須です。中でもFigmaは、チームでの共同作業やデザインシステム構築に優れており、Auto Layout・変数設定・ライブラリ連携といった上級機能を理解しているデザイナーは特に重宝されます。
JOOiでも、Figmaを使ったデザインシステム構築やUIガイドライン整備がメイン業務となる案件が多く、高単価の条件につながっています。
マーケティング全般に関する知識
デザイナーがマーケティング視点を持っているかどうかは、企業側の信頼を得る大きな分かれ目になります。特にD2CやSaaSなど、数字にシビアなプロダクトでは、「この導線はCVRにどう影響するか」「ファーストビューの印象がクリック率にどう関係するか」といった思考ができる人材が歓迎されます。
LP構成、広告流入の受け皿設計、ファネルごとの課題整理など、UXデザインとマーケ戦略が重なる領域での実績は、高単価への道を切り拓きます。
コミュニケーション能力
フリーランスでの稼働においては、スキル以上に「伝える力」が求められます。SlackやNotionを通じたドキュメントコミュニケーション、Zoomでの画面共有、定例ミーティングでの提案資料作成など、リモート環境下でいかに的確に意図を伝えられるかが成否を左右します。
特にJOOiでは、企業と直接やりとりする業務委託形式が中心となるため、自走力と共に「共創できるコミュニケーションスタイル」も重視されます。
フリーランスUI/UXデザイナーのメリットとデメリット
フリーランスUI/UXデザイナーのメリットは?
高収入が実現しやすい:スキル次第で月100万円以上も可能
働き方の自由度が高い:場所・時間・稼働日数が柔軟に調整可能
好きな業界・フェーズに関われる:0→1の立ち上げ、グロース支援など選択肢が豊富
自己ブランディングが進む:案件実績がキャリア資産として蓄積される
また、JOOiのようなハイレベルな案件を取り扱うエージェントを利用することで、営業や契約業務に煩わされることなく、自分の強みを最大限に発揮できる環境が整います。
フリーランスUI/UXデザイナーのデメリットは?
案件が切れた時のリスク:継続性を確保するには安定した営業基盤が必要
バックオフィス業務の負担:請求書発行、納税、経費管理なども自分で行う必要あり
孤独感を感じやすい:一人で働くため、フィードバックや相談相手がいないことも
福利厚生がない:健康保険や有給休暇といった保障は基本的にない
JOOiではこうしたデメリットを補うため、業務管理や支払い管理などのサポート機能を提供。また、継続案件やリピート受注が多いため、安定感のあるフリーランス活動が可能です。
JOOiでのUI/UXデザイナーの案件例
UI/UXデザイナーの案件例③
内容:新規サービスの体験設計+UI構築(0→1フェーズ)
稼働条件:週4日・月額90万円/出社週1回
担当範囲:要件整理/ペルソナ設定/体験フロー策定/UIデザイン全般
企業ニーズ:社内にノウハウがないため、戦略設計から伴走できるデザイナーが必要。意思決定の多い環境での調整力が評価された。
UI/UXデザイナーの案件例④
内容:デザインシステム構築とチーム浸透支援
稼働条件:週3.5日・月額85万円/フルリモート
担当範囲:既存コンポーネント棚卸し/ルール設計/ガイドライン整備/浸透支援
企業ニーズ:複数のプロダクト間でUIの一貫性が取れておらず、共通ルールを整備できる経験者を求めていた。
まとめ
フリーランスのUI/UXデザイナーは、スキルと実績次第で月100万円以上の高単価案件を受けることができる職種です。しかし、そこには「企業の明確な期待値」があり、単なるスキルの提示だけではなく、「どのような価値を提供できるか」を明確に言語化できるかどうかが問われます。
あなたのスキルに見合った単価、やりがいあるプロジェクト、そして働きやすい環境を手に入れる第一歩として、ぜひJOOiへの登録をご検討ください。
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